「おかえりモネ」ネタバレあらすじと感想を最終回まで!百音の結婚相手は誰?

NHK連続テレビ小説第104作「おかえりモネ」のネタバレとあらすじ、そして感想を最終回まで書き続けています。

朝ドラ「おかえりモネ」は令和の今を生きる人々に元気と希望を与える現代ドラマ。

ヒロインのモデルとなる人物が存在しないオリジナル作品で、脚本はNHKドラマ「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」で脚光を浴びた新進気鋭の安達奈緒子さんが担当。

ヒロイン永浦百音(ももね)を演じるのは、朝ドラ3回目の出演となる清原果耶さん。「あさが来た」で女優デビューし「なつぞら」でその確かな演技力が評判を呼び、今回、待望の朝ドラヒロインとして登場ということになります。

ナレーション(語り)は竹下恵子さん、主題歌はBUMP OF CHICKENが歌う「なないろ」で日本の朝を彩る「おかえりモネ」、そのネタバレあらすじを本放送に先駆けて書き続けていますので、お読みになる際はくれぐれもご注意ください。

「おかえりモネ」ネタバレあらすじと感想

朝ドラ「おかえりモネ」のおおまかなあらすじです。

ヒロイン永浦百音(ももね)は 1995年9月17日、台風の特異日生まれで愛称は「モネ」。気仙沼湾沖の自然豊かな亀島で明るく伸びやかに成長。

しかし百音が大学受験に失敗したこともあり、高校卒業と同時に気仙沼の家族の元を離れることを決意。2014年の春のことだった。

そして、祖父・龍己の知り合いで内陸の登米市に住む資産家のおばあさんの元に身を寄せて森林組合で働き始めていると…。

そんな百音に、ある日転機が訪れる。
東京から、お天気キャスターとして人気の気象予報士がやって来たのだ。

彼と一緒に山を歩く中で、「天気予報は未来を予測できる世界」と教えられ、深く感銘を受ける百音。「自分も未来を知ることができたら」。

そして一念発起、気象予報士の資格を取ろうと猛勉強をはじめるが、試験の合格率は5%。

勉強が苦手な彼女はなかなか合格できず、くじけそうになるが、登米で地域医療に携わる若手医師や地元の人たちに支えられ、ついに難関を突破する。

上京し、民間の気象予報会社で働きはじめた百音は、この仕事が実に多岐にわたることを知る。

日々の天気や防災はもちろん、漁業、農業、小売業、インフラ、スポーツ、さまざまな事情を抱えた個人…天候次第で人の人生が大きく左右されることを痛感した彼女は、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら、失敗と成功を繰り返し、成長してゆく。

……数年後の2019年。予報士として一人前となった百音は、大型台風が全国の町を直撃するのを目の当たりにする。

これまでに得た知識と技術をいかし、何とか故郷の役に立てないかと思った彼女は、家族や友人が待つ気仙沼へと向かう決意をする。

出典引用元:番組紹介|NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』

物語の舞台は海の町” 宮城県気仙沼市“森の町” 宮城県登米市、そして東京。

気仙沼で生まれ育ち、登米市で青春を送った百音が、時には人の生死に関わる“天気”に全力でぶつかる仕事を通して、多くの人に希望を届けるドラマ。

不器用だけと前向きに自分の道を模索するヒロイン百音の物語を存分に堪能いたしましょう&オリジナル作品ならではのお楽しみ、「ヒロインは一体、誰と結婚するのか?」という予想企画もおいおい実施したいと考えています。

そして「おかえりモネ」をとことん楽しむために海の町” 宮城県気仙沼市“森の町” 宮城県登米市の基本的な情報も明記しておきます。

尚、地図素材サイトMap-It(マップ・イット)さんの地図データをお借りして、気仙沼市と登米市の位置関係も調べてみました。
「おかえりモネ」気仙沼市と登米市の位置関係
Map-It マップイット | 地図素材サイト

“海の町” 気仙沼市(けせんぬまし)森の町” 登米市(とめし)
人口約58,000人約76,000人
面積332.44km2536.12km2
市役所HP気仙沼市役所登米市役所
観光協会HP気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん登米市観光物産協会

●ご注意
ネタバレに関しましては、事前情報に基いて推測で書き足している部分もありますので、予めご了承お願いいたします。また感想は1話ごとのセリフ書き出し記事に記載しております。

「おかえりモネ」第11週ネタバレ

●気象予報会社

気分一新、スーツで気象予報会社に初出勤した百音は、報道気象班に配属となった。そして朝岡、莉子、内田がいる朝の報道番組チームに参加することに。

さっそく、やる気満々の百音であったが…。

ということで。今日はこれで帰ってください

と、午前中にも関わらず、野坂にこう言われてしまう百音。

朝の報道番組チームは、午前三時半にテレビ局に直行、番組終了後に会社に戻り、午前十一時半には退社するのがルーティンだった。まさに昼夜逆転の仕事。

●東京・築地のシェアハウス「汐見湯」

その日の晩、百音が未知に電話すると、未知も水産試験場の希望の部署に配属になっていた。お互いに、たわいもない話をしながら、心が温かくなる百音と未知。

よし!頑張ろう。午前二時、起床!

週末、百音は明日美とささやかな引っ越し祝いをしていた。幼なじみ同士、話は自然と恋バナへ。

未知と亮が、もしかしすると付き合うかもと言う百音。それを聞いた亮の元カノである明日美は、意外にも未知がんばれと。

仙台の短大、そして東京への就職という道のりの中で、明日美は亮への未練をとうの昔に捨てていたのだ。

そんな明日美から、好きな人はいないのか?尋ねられた百音が、いないないいない!と全否定するのだったが…。

2016年、夏

季節は流れ、百音が初めて経験する東京の夏がやってきた。仕事も順調で、番組の視聴者からの激励のメールも届き、やる気満開の百音であったが…。

●テレビ局・報道番組スタッフルーム

ある日、社会部記者・沢渡公平がやってきて、番組の内容が変更になりそうだと言いに来た。

スポーツ関連で大きなニュースが入り、お天気コーナーはカットになりそうだと思われた矢先、今度は別の緊急ニュースが飛び込んできて…。

ゲリラ豪雨で冠水したアンダーパスに車が突っ込んで水没したというニュース。

雨量と場所を事前に予測できなかったことを悔やむ報道気象班一同。 この仕事は常に命に関わっている…、改めて気象予報の難しさを知る百音。

そして、この一件以来、中継で取り上げる気象トピックは水の事故に関することが多くなり…。

これでは、気象のマイナス面ばかりを伝えることにならないか? そう朝岡に指摘されて、更に気落ちする気象トピック担当の百音。

●東京・築地のシェアハウス「汐見湯」

なぜこうなってしまったかと肩を落とす百音。コインランドリーで

あ~! 誰か話を聞いて…ああ ああ ああ!

と、スマホをいじっていると、そこにあの菅波が現れて…。

※情報が分かり次第、加筆してまいります。

「おかえりモネ」第10週ネタバレ

2016年4月、百音が東京にやってきた。

2016年4月、百音は東京に足を踏み入れた。住む場所は東京・築地のシェアハウス。

古い銭湯だった「汐見湯」をリノベーションした建物で、その二階の和室が百音の部屋だった。

大家は祖父母から「汐見湯」を譲り受けた井上菜津。

百音は早速、明日のアルバイトの面接のため、朝岡が勤める会社の見学に出かけると…。

●朝岡が勤める気象予報会社

会社に着いた百音は、一角にある気象体験コーナーでウロウロ。そこで、朝岡と一緒に登米に来たことがある野坂と内田に再会。

そして百音が気象予報士試験に合格したことを知った野坂は、百音をテレビ局に連れて行ってしまう。そこには朝岡がいた。

実はこの日、朝岡には講演会の日程が入っており、そのためにニュース番組の天気予報コーナーは、若手の野坂と内田、それに神野マリアンナ莉子に任せようとしていたのだ。

そこになぜか突然巻き込まれてしまった百音はキョトンとするばかり…。

そして、朝岡の代わりに天気予報の原稿を読むことになった莉子は、朝岡が準備していた原稿ではなく、自分で書いた原稿を読みたいと主張。すぐに原稿作りに取り組むのだったが…。

本番では、緊急のニュースが入ってきて天気予報のコーナーが飛んでしまうという結果に。結局、莉子の出番はなかったのである。

●東京・築地のシェアハウス「汐見湯」

汐見湯に帰って来ると、幼なじみの明日美が百音を訪ねてきた。明日美は、一足先に上京して就職しているはずだったのだが…。

行き場に困っていた明日美も、大家の菜津の好意で汐見湯に住むことになり大喜びの気仙沼上京2人組。

そんなところに野坂から電話がかかってきた。社員が皆、インフルエンザになったので、明日の朝の情報番組に百音も参加してほしいと。

●テレビ局・報道番組スタッフルーム

まだアルバイトとして採用どころか、面接も受けてないのに…、戸惑う百音であったが、野坂の勢いに押されて、夜中の三時にテレビ局入り。

打合せに参加した百音は、内田の「北日本の風が西よりに変わって強くなっている」という報告が気になっていた。

だが、確定情報ではないので番組内で伝えるべきかどうか、判断が難しい…。

もしも事前に分かるなら…伝えたいって思います

百音の言葉を聞いた朝岡は、改めて気象情報をチェック。すると、仙台での風のピークが通勤通学時間にぶつかることが判明。

呼びかけるだけでも、させてもらえませんか?

テレビ局の社会部気象班デスク・高村沙都子に掛け合う朝岡。しかし、高村には当初の予定である黄砂情報を変える気はなさそうだった。

その日の中継のメインは、京都と金沢の桜が満開になったこと。でも、果たしてこの情報が本当に必要なのか?そんなことを思うことがあると、今の仕事の不満を口にする莉子。

そして、その後の打ち合わせの中で、朝岡は仙台周辺の強風に関する注意喚起を、中継の中でさりげなく行ってほしいという難しいオーダーを莉子に。

しかもその日は、ニュースが一本なくなり、天気予報の時間が二分も増えていた。その時間の中で、強風が吹くかもしれないという情報を視聴者にどう伝えるべきか?

頭を抱える莉子をサポートする百音は、本番直前、ひらめいたことを莉子に耳打ちして…。

この日の出来事が面接代わりとなり、百音は正式に採用されることになったのである。

●東京・築地のシェアハウス「汐見湯」

この喜びを菅波にも伝えたい…。汐見湯にあるコインランドリーを回しながら菅波にメールを打つ百音だったが、襲う睡魔には勝てなかったのである。

「おかえりモネ」第9週ネタバレ

2016年1月下旬、サヤカの能舞台の日程

サヤカが次に行われる登米能の定例会で、仕舞を舞うことにしたと聞かされる百音。それが四月だと分かり、戸惑いの表情を浮べる百音。

百音がその時、見ていたのは、朝岡が勤める気象予報会社の求人ページ。アルバイト採用の条件には、気象予報士資格が必要と明記されていた。

2016年3月、気象予報士試験の合否通知書

一人で見るのが怖くて…

百音は忙しいサヤカの代わりに、菅波に一緒に見てもらおうと、ビクビクしながら閉じられたハガキをめくると…。

感激のあまり、言葉が出ない百音。そして、おめでとうと声をかけ菅波。信じられない!?5パーセントですよ!?と「合格」の二文字に舞い上がる百音だった。

ところがである。サヤカに報告しようと、いざ顔を合わせると、なかなか言い出せない百音。

しかも伐採予定のヒバの木の保管場所の件で、森林組合の人たちは難しい顔をしている最中。

サヤカは、森林組合とカフェ、それに診療所も建てたことで資産が底をつき、保管場所までは新らに作れないと職員たちに告白。

それを聞いてますます言いだすことができない百音。

そんな百音に声をかけたサヤカに「落ちました」と、とっさに嘘をついた百音。

怪しんだサヤカは、菅波から聞き出そうとするが「守秘義務がありますから」と、なんとか逃げる菅波。

2016年3月10日、樹齢三百年のヒバを伐る日

ついにこの日がやってきた。神事を経て、サヤカの前に二人で引く大きな木挽き鋸が差し出された。

そっぢは、あなだが持って、ほら早ぐ!

サヤカと百音は、ヒバの木肌に鋸の刃を入れた。

やがて、ゆっくりと地面に向かって倒れていくヒバの木。その様子を心して見守る百音。

全てが終わり、サヤカは「ありがとうございました」とひと言だけ皆に言った。

問題はこの伐ったヒバの保管場所だ。百音は翔洋の家に“木蔵(きっつ)”という避難小屋のようなものがあることを聞いて以来、町に存在する木蔵を全て調べていて、そこで気付いたことを提案してみた。

過去数百年、浸水被害にも、土砂災害にも、全く遭っていない場所があるんです

その場所とは、神社だった。早速、森林組合の職員たちは神社の宮司を訪ねて、木を預かってほしいと懇願。

能舞台の大事な木を五十年も保管してほしいと聞いて躊躇する宮司。でも、昔の人が、今生きている人のために残しておいたものが、この土地のどこかにあるのは安心するはず…、

百音の言葉を聞いて宮司は保管を引き受けるのだった。

●登米 能舞台

四月に行われる定例会の仕舞の稽古に励むサヤカは不機嫌だった。なぜなら、百音の気象予報士試験の合格を知ったから。

いや、正確にはそれをすぐに知らせてこない百音の対応に気分を害していたのだ。

そんなサヤカに、謝るタイミングを探る百音は、仕舞の稽古をしているサヤカを凝視。

実はサヤカも百音の気持ちが分かっていて、百音がいなくなる寂しさを感じながらも

行ぎなさい。自分の思うほうへ

と、背中を押すのだった。

百音からここを辞めると切り出された森林組合の皆のショックは大きく、誰もが落胆を隠せなかった。しかし、サヤカの言葉もあり、快く送り出すことに。

感謝の言葉を口にする百音に対して、最後の命を下すサヤカだった。

気仙沼に行ぎなさい。行っで、家族に話してきなさい

●気仙沼 亀島 永浦家

私…東京に行きます

●登米 米麻町の森の中

百音が東京に旅立つ日、百音とサヤカは森の中にいた。

行ってきます

森の木たちに挨拶して、そして確かな足取りで歩いていく百音を、サヤカは温かい眼差しで見送っていた。

「おかえりモネ」第8週ネタバレ

2016年1月、実家で勉強する百音

正月気分もそこそこに、三回目の気象予報士試験のため、実家で勉強に励む百音。しかも15日に地元である成人式には帰ってこないと言って耕治はガッカリ…。

気象予報士試験の前日に成人式があり、成人式よりも試験を優先することが当たり前の百音だったが、娘の晴れ姿を見たかった耕治は茫然自失。

そんな百音の家に、あの幼なじみたちが遊びにやってきた。昔のようにゲームやおしゃべりでワイワイする中、明日美は短大を卒業したら東京のアパレルショップで働くと言う。

幼なじみたちが、それぞれの道を進み始めている中、亀島の人々をざわつかせていることがあった。

それは、百音の母親・亜哉子の行動だった。いつもと全く違うその行動が、島中の噂になっていたのだ。

その噂を知った未知は、事の真相を突き止めるべく、百音を誘って気仙沼の市内へ。

そして亜哉子が密かに会っていた人との会話を盗み聞きした二人は、その内容に驚きを隠せななった。

お父さんがずっと忘れられなかった人って…

亮の父・新次と母・美波は耕治の幼なじみだった。耕治が亜哉子と結婚すると、新次と美波はよく永浦家を訪ねてきて親交を深めていた。

そんな光景をよく見ていた当時の百音は、幼なじみの亮に

うちのお母さんが島に馴染めてるの、りょーちんのお母さんがいてくれっからだよ

と言ったものだ。そして、百音はそんな明るく気さくな美波が大好きだったのだが…。

2011年2月、二億円の借金で十九トンの新造船

さかのぼること4年前、亮の父親・新次は二億円もの借金をして十九トンの新造船を手にしていた。

船首に大漁旗を高々を上げ、華々しいお披露目が行われたのだったが…。

その一か月後、船は海の藻屑と消え、新次たち家族は言葉にできないほどの憂き目に遭うのであった。

2011年10月、新たな船の購入話

震災から半年が過ぎて、ようやく落ち着きを見せ始めた頃、耕治は自分の勤める銀行で補助金を出すからと、新次に船を買うよう勧めた。

やめどげ、お前の立場がまずぐなる

と言いながらも、耕治の好意を受け入れようとした新次だったが…。

新次には耕治に隠していた借金があることが判り、結局、融資を受けることができずに新船購入話は頓挫。

なんとかしたいともがく耕治を龍己がたしなめた。

お前は漁師が分がってねえ!

親友のために何もできずに苦悶する父親の姿を、百音はずっと見つめていた。

2016年1月6日、新次の失踪事件

新次が行方不明になる事件が起きた。幸いにもすぐに見つかり無事だったのだが、そのことを勉強中の実家で知った百音は、5年前の耕治の苦しみを思い出していた。

そこに菅波から電話があった。試験勉強についてのアドバイスであったが…。

私、気象予報士に合格したからといって、自分に何かできるなんて、本当は思ってないです。誰かを助けられるとか…でも、今は…これをやるしかないんです。

ふり絞るような声を出す百音。

…何かありましたか?

事情を察しきれない菅波の鈍感さが、逆に温かく感じる百音だった。

●気仙沼・亀島の永浦家

泥酔したところを見つかった新次は、永浦家に連れてこらえていた。心配する耕治や亜哉子、それに龍己の前で、意外にも新次は嬉しそうな表情を。

亮がメカジキを二十本も吊り揚げたという連絡があったのだと言う。

それを聞いて、どうしようもない思いにとらわれ、気付いたら仮設住宅を飛び出して、かつて美波と亮と住んでいた家のあった場所に来ていたと。

好きなことしなさいね。私は学校の先生も、カキやホタテの仕事も、民宿のお手伝いも全部好き。今までずっと好きなことをやらせてもらってる。だからあなたたちも遠慮しないでね。

百音と未知の娘二人に言い聞かせる亜哉子。

●気仙沼漁港

百音が登米に帰る日、港で新次を見かけた。新次は船を見ながら、海の上に見えるけあらしを「すんげえキレイ」と口にした。

実は、新次は亮が乗った船の出港を見に来たのだった。

けあらし。蒸気霧っていうんです。正式には。この時期は海の水のほうが温かいから、蒸発した水が海水面の近くで冷やされて霧になる。

そんなことを言いながら、百音は新次とともに蒸気霧の中を突き進む漁船を見送るのだった。

「おかえりモネ」第7週ネタバレ

2015年3月、学童机4200セット納品

森林組合挙げての学童机作りがようやく終了。登米市内の小学校全てに配置する学童机4200セットを納品し、登米市以外の市町村からも問い合わせが。

翔洋から、この学童机制作という新事業のプロジェクトリーダーに任命された百音は、今まで以上に忙しくなり…。

その一方で、「出来たと思っていた」気象予報士の試験は、ものの見事に落ちていた百音。

仕事と気象予報士試験の勉強、その両立が難しくなる中、サヤカが作業中に足を骨折するアクシデントが発生。

今できることに専念すべきとの菅波の助言もあり、試験勉強を一旦、中止する百音。

そしてサヤカの移動のためにもと、車の免許を取得するために勉強を始める百音だった。

2015年8月、二度目の気象予報士の試験

前回の試験から半年が過ぎ、また気象予報士の試験の日がやってきた。しかし、仕事が忙しく、全く勉強が出来ていなかった百音はその愚痴を菅波にこぼすと…。

社会人あるあるですね。

耳が痛くなる百音だった。

2015年9月、朝岡が再び登米に

気象予報士の朝岡が再び登米にやってきた。今度は会社の部下2人と、年輪気候学が専門の大学教授・中本を同行していた。

早速、中本教授がサヤカが大事にしているヒバの木のサンプルが欲しいと。

樹木の年輪から三百年後の気候を予測するのも夢ではありません。

中本教授の言葉に目を見開く百音。そして朝岡の部下2人もそれぞれ、具体的な夢を持っていた。

気象予報士に一発で合格した秀才の内田 衛は、花粉症の対策アプリを作ろうとしていたし、女性の野坂 碧は、防災分野に関心が高くて大雨による災害を減らすことを目指していた。

それらには、細かいデータが必要とのことで、

私たちが売るのは、気象にまつわる正確な数字、もしくは『時間』です。

備えるための『時間』…?

リードタイムを生み出すことで安全、快適、利益をもたらす。朝岡の言葉に聞き入る百音だった。

2015年9月、登米に暴風雨が

数日後、登米は暴風雨に襲われていた。念のために山側ではない百音の部屋に、サヤカが布団を持ち込んで2人で夜を過ごすことに。

何もかも失ったとしても、木さえあれば、それを使って人はまた生きようとするという話をするサヤカ。

そういう想いで山の木々を守っていたんだと、サヤカの意思を感じながら、百音は朝岡の言葉を思い出していた。

でも、何もできなかった、という思う人は、次はきっと何かできるようになりたいと強く願うでしょう?

2015年9月、田中が仙台の病院へ

暴風雨が去った日、トムさんこと田中から連絡があった。仙台の病院に入院することになったと。

そのことを気仙沼の実家に知らせようと電話すると、意外なことを知らされる百音。

未知が大学には進学せずに、水産試験場で働くために宮城県の職員試験を受けると言い出したと。

しかも、反対すると思われた耕治が、意外にも未知の選択を応援していることに驚く百音。

そんな百音から電話を代わったサヤカが、電話先の龍己に

次の世代がもう育ってるがら

んだな、育ってんな

登米の新田家ではサヤカが百音を、気仙沼の永浦家では龍己が未知を見つめながら、そんな言葉を交わすのだった。

そして、8月に受験した気象予報士の試験の結果が届き、二度目の不合格となる百音だった。

2015年10月、米麻町樹齢三百年ヒバ伐採計画

10月に「米麻町樹齢三百年ヒバ伐採計画」が始まった。

真っ直ぐに大空に伸びる樹齢三百年のヒバを見上げる百音。その木肌に触れながら、百音はその心中をヒバに語りかけていた。

自分の中では決まっていたとしても、もう一つのほうをどうしても捨てたくない。どちらも大切なんです。

米麻町森林組合で仕事を始めて二年、木や山の仕事が大好きになった百音だったが、でも出会ってしまった気象予報士という仕事への興味。

もはや、この思いは誰にも止めることはできない…。百音は菅波の勧めで通信講座を受けながら、週に一回、仙台にスクーリングに通うことに。

やがて、百音の気象に関する知識と理解は、菅波を驚かせるまでになっていくのである。

「おかえりモネ」第6週「大人たちの青春」ネタバレ


2015年の出来事

この週の「おかえりモネ」は2014年の10月から翌年2015年の2月までの出来事が描かれる予定です。

では、今から6年前の実際の日本はどんな感じだったのか? 参考になるデータを集めてみました。まずはJ-POPのヒット曲。

「R.Y.U.S.E.I」三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
「もしも運命の人がいるのなら」西野カナ
「私以外私じゃないの」ゲスの極み乙女

この辺りが世間で流行しておりました。そしてNHK大河ドラマは井上真央さん主演の「花燃ゆ」

一方、朝ドラに目を向けると、

2014年3月まで「マッサン」
2014年4月から「まれ」
2014年9月から「あさが来た」

が放送されており、この「あさが来た」で女優デビューしたのが「おかえりモネ」でヒロイン百音を演じる清原果耶さんでした。

ということで、2015年の世相を確認したところで、百音の親たちの恋模様が明らかになる第6週「大人たちの青春」あらすじです。

●登米 森林組合内「よねま診療所」

2014年10月、耕治の旧知の仲である田中は、ジャズ喫茶「Swifty」のマスターで愛称は「トムさん」。そのトムさんが密かに森林組合の中にある「よねま診療所」に通院し始めていた。

実はトムさんは肺がんを患っていたのだ。しかし、そのことを耕治の娘である百音には知らせないトムさんだった。

●登米 木工所

気象の勉強をし始めてから、百音の天気予報が当たるようになっていた。そんなある日、山の天気に詳しいベテラン作業員の熊谷にもアドバイスをする百音であったが…。

中途半端な知識で口を出すなと怒られてしまう百音。林業は労働災害が多いため、いつなんどきでも作業員の命を考えてると翔洋から聞き、自分の浅はかさを後悔する百音。

しかも危険の多い仕事のため、熊谷たち作業員はたくさんの資格を持っていることを知った百音は、思わず菅波に問いかけていた。

資格って…なんでしょうね。

承認欲求で資格保持に走る人は、たいてい失敗します。

菅波の鋭い指摘に肩を落とす百音。そして、目標は気象の知識を深めることか?それとも気象予報士試験に合格することか?と百音を問い詰める菅波。

気象予報士試験に合格するごどです!

その真っ直ぐな眼を見た菅波は、具体的な試験合格のための学習スケジュールを立て始めるのだった。

●米麻町森林組合・事務所

トムさんが森林組合にやってきて、ジャズ喫茶に置くテーブルと椅子を作ってほしいと頼んできた。

●ジャズ喫茶「Swifty」

ぜんそくだと言うトムさんが心配になり、トムさんが経営するお店に顔を出した百音。そして目にした若かりし頃のトランペットを吹く耕治の写真。

そこでトムさんは、百音の父親と母親の付き合い始めたなれ初めを事細やかに教えるのだった。

●2015年、気仙沼・亀島の永浦家

年が明けて2015年の正月、百音は実家に帰省していた。そしてトムさんから聞いていた父・耕治と母・亜哉子のなれそめを、未知に洗いざらい話すのだった。

自分の親たちの青臭い青春時代の一端を知り、気恥ずかしさと興味で瞳をランランと輝かせる姉妹。

…なに、お母さんの大逆転って?

それが、そっから先はまだ聞いてなくて

●森林組合内カフェ「椎の実」

正月休みも早々に登米に戻った百音は、気象予報士試験の勉強に励んでいた。そして試験当日、菅波から何通ものアドバイスのメールが届く中、試験終了。

登米の森林組合に戻ると、夜の八時を回っているにも関わらず、菅波が「椎の実」で百音を待っていた。

意外にできた気がします!

それを聞いた菅波は、ある予感をしていた…。

●ジャズ喫茶「Swifty」

二月に入り、トムさんがテーブルと椅子の注文を突然キャンセルしてきた。事情を聞こうとお店を尋ねた百音だったが、そこでようやくトムさんの本当の病床を知るになり…。

●登米 米麻町 新田家

トムさんの体を心配しながらサヤカと食事とする百音は、その時、気付いた。サヤカの家のテーブルも一人暮らしにしては大きすぎるということに。

やっぱり、誰かが来た時 一緒にごはん食べられるようにって、大きなテーブルを買ったんですよね?

●ジャズ喫茶「Swifty」

もう一度、考えてみませんか? 大きなダイニングテーブルを作ろうって思ったのは 奥さんと娘さんと、もう一度一緒に食卓を囲んでみたいって…

トムさんは、若い頃の奔放な生活が原因で、妻子が家を出ていき、今は一人暮らし。しかし、その強がりとは裏腹に、この夏に生まれてくる孫に会いたいと願っていたのだ。

そんなトムさんの心情を察した百音は、トムさんの主治医である菅波に相談。事情を聞いた菅波は店を訪ねて積極治療を提案すると…。

明確な目標を掲げた前向きな治療ではなく、迷う時間を作るため

菅波の言葉にトムさんの気持ちが揺れた。

そんなある日のこと、トムさんがおもむろに耕治と亜哉子のなれ初めの続きを話し始めた。
なあ、教えてやろうか、アヤちゃんの大逆転

当時、耕治には亀島に忘れられない人がいると言って、交際を迫る亜哉子を避けていたという。それでも諦めきれない亜哉子は粘りに粘ったと。

耕治のどこがそんなにいいのか?その当時、トムさんは亜哉子に聞いたところ、こう返答したと。

初めて聴いた時、ああ、この人の音、全然影がない。明るいっ! って思ったから

トランぺッター耕治の面目躍如であった。

しばらくあったある日、百音はトムさんからメールをもらった。人づてに聞いた元妻のメールアドレスに、会いに来てほしいと連絡を入れたから、立ち会ってほしいと。

日曜日の午後。その日は大きなダイニングテーブルと椅子の納品の日だった。外は雪が降り始め、店にやって来たのは…。

「おかえりモネ」第5週「勉強はじめました」ネタバレ


BRTとは
「BRT」とはバス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)の略で、バス高速輸送システムのこと。

東日本大震災で甚大な被害を受けた鉄道のJR気仙沼線と大船渡線。

その復旧に当たり、できるだけ早く安全で便利な高速輸送サービスを提供できるようにと考案されたのが、このバスを使った「BRT」ということになります。

詳しくはJR東日本さんのWEBサイトをご参照ください。

気仙沼線・大船渡線BRT(バス高速輸送システム):JR東日本

雅代の初盆も終わり、気仙沼・亀島から登米に戻る途中、この「BRT」で医師の菅波と乗り合わせたことで、また気象予報士へのみちすじが見え始めた百音の姿が描かれる第5週「勉強はじめました」あらすじです。

●気仙沼の商店街

雅代の初盆も終わった8月17日(日)、百音は登米に帰るために気仙沼行きの定期船に乗っていた。

そして気仙沼の商店街を歩いていると、亮と遭遇。盆船奉納に顔を出さなかった亮のことを気にかけていた百音は…、

何もできないけど、メールとか電話とか、聞くから。

ごめん、そういうの俺 やっぱいいわ。

父親・新次のことで悩みを抱えている亮は、それをかき消すように笑うのだった。

●BRT(バス高速輸送システム)車内

登米に行くBRT車内に菅波の姿があった。思いがけず、登米までの長距離を一緒に過ごすことになった百音と菅波。

そこで、百音が気象予報士の仕事に興味を持っていることを知った菅波が何気にアドバイス。

難しい本ではなく、漫画や絵本からその世界に入っていった方がいいと。やがて、BRTを降りて森林組合まで歩く2人。

なぜ雲は出来るんでしょう。なぜ風は吹くんでしょう。

空を見上げた百音が発した素朴な疑問。

そこから始めればいいんじゃないですか。ただ目の前にあるものを不思議がったり面白がったり、そういうこところから深めていったほうがいいんじゃないですか。

森林組合内カフェ「椎の実」

百音が帰ってきたことを知った登米の住人たちが続々とカフェにやってきた。そしてお土産のカキに舌鼓を打ち大喜び。

その席で、サヤカから課題を与えられた百音。使い道に困っている広葉樹の木材を使った新事業を考えなさいと。

数日後、木材センターのスギの木を売りに行く百音たち。そこで値段交渉で悩む翔洋に声をかけてきた男がいた。

木工職人の伊藤で、組合参与・川久保の昔からの知り合いとのこと。

帰り際、値がつかないためにチップにされる寸前のナラの木を見つめる百音。

いい木なのに…もったいねえよなあ。

川久保は丸太をじっと見つめていた。


●コナラの木 写真提供:写真AC ナラ類の木はドングリがなる広葉樹の木で、伐採しても繰り返し芽吹く生命力の強い木とのこと。

林間学校に参加した圭輔が通う小学校

山で遭難した圭輔が通う小学校から森林組合に連絡があった。図書館の本棚に組手什を使いたいという。

早速、小学校に向かった百音は圭輔と再会。そして、ナラの木の使い道を思いつくのだった。

それは地元の広葉樹の木を使って学校の机を作ること。百音の提案を受けて、ナラの木でサンプルを作ることに。

しかし、翔洋が紹介してくれた山の作業員たちは、海の男たちと違って寡黙だった。それと同じように、山の天気と海の天気も全く違うことに気付く百音。

山の雲は下がら来んだ

雲は…下がら…?

山番頭の熊谷の言葉の意味を知りたくて、天気の仕組むを書いた絵本を一心不乱に読む百音。

そこに菅波が姿を見せたことから、早速、百音が質問攻めすると、気象予報士の本をざっと読み始めた菅波は、すぐさまロジカルに説明を開始。その勢いに圧倒されるのだった。

登米 米麻町の木工所

ナラの木で学童机を作るため、伐採した木を乾燥させ後、木工所で作業が始まった。重さや価格の問題をクリアしながら黙々と作業する職人たちの仕事に見入る百音。

そして軽くて丈夫で、値段も比較的安価な机が出来たのだったが…。問題が浮き上がっていた。

半年後の3月までに登米市内全部で4200個の机が必要になるのだが、今の手作業では納品するのに10年以上かかってしまう。

頭を抱える百音たちだった。

そんな9月のある日、菅波が百音に中学理科の参考書を誕生日プレゼントだと言って手渡した。

以前、嵐の満月の日に生まれたことを覚えていた菅波が、誕生日を調べ出してプレゼントを贈ったのだ。

それでも愛想なくぶっきらぼうの菅波に対して、百音は心が温かくなるのだった。

そして、学童机のことが諦めきれない百音は2つの提案をした。

●ナラの木を早く乾燥させるためにビニールハウスを使うこと

●登米市の木工組合所属の職人たちに作業を発注すること

百音や翔洋たちの熱意が伝わり、引退していた職人たちも集まってきて、すばらしい机が出来上がった。

森林組合内カフェ「椎の実」

理科の参考書をプレゼントされて以来、百音は菅波に勉強を教わっていた。

…ねえ、あの二人…

…だね

地元の常連であるみよ子、千代子、文子の三婆トリオと「椎の実」の里乃は、百音と菅波の熱心な様子を見ながらニヤニヤするのであった。

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「おかえりモネ」第4週「みーちゃんとカキ」ネタバレ


「おかえりモネ」第4週は「みーちゃんとカキ」というタイトルの通り、百音の妹・未知が、家業であるカキの養殖に対する想いが炸裂する週。

その熱い想いを目の当たりにした百音が、ようやく自分の進むべき道を見つけることが出来るという大切な週であり、その鍵となるのがカキの養殖。
松島の牡蠣の養殖棚
●宮城県・松島の牡蠣の養殖棚 写真提供:写真AC

写真は松島の牡蠣の養殖棚ですが、これはカキの赤ちゃん(浮遊幼生)がくっつけられたホタテの貝殻をつなげた原盤が棚上で海の中に沈められている様子。

ここで重要なのは、原盤を海に入れるタイミング。未知と祖父・龍己の考え方の違いも出るとのことで、カキの育成について知りたい方は必見の第4週「みーちゃんとカキ」あらすじです。

●永浦水産加工場

未知は、水産加工場の一角に自分の研究所のようなものを作って、夏休みの自由研究でカキを卵から育てる地場採苗に挑戦していた。

自分んどごで種ガキが作れれば、とりあえずカキが消えるなんて心配はしなくても済むでしょ。

それは、家業だけでなく気仙沼の漁業の未来まで考えての行動だった。そんな未知の打ち込む姿勢に圧倒される百音。

そんな中、未知は水槽の中でカキの赤ちゃん(浮遊幼生)が増えたこと気付いた。

あとはこれをホタテの原盤にくっつけて海に入れて種ガキにする段階なのだが、問題は原盤を海に入れ込むタイミングだ。

漁師の龍己の長年の勘によると、それは今日。一方、パソコンの気象データによれば来週。悩む未知に対して自分で決めろと声をかける龍己。

結局、未知はこの日、原盤を海に入れたのだった。

●永浦家の庭先

一方、永浦家に居候している三生のために耕治がバーベキューを企画。薪として用意された木材を見て、その種類と名前を言い当てる百音だったが、祖父の龍己も百音以上に詳しかったのである。

船乗りはみんな木に詳しがったんだ、昔は。

昔は船も漁具も、櫓も釣り竿もみんな木製だったと。

いい木を持っている山主を探して、大事にして、ずっと仲よぐしてだ。

その言葉を聞いて、以前にサヤカと龍己と3人で、サヤカの山に入った時のことを思い出した百音。

サヤカが葉っぱを川に流した時「大丈夫、あれがあなただぢのどごへ行ぐんだ」と…。

●永浦家のカキの養殖棚

翌日、雨の中、原盤を引き上げようとしていた未知をかばい、足をくじいてしまった龍己。それを見ていた亜哉子は…。

永浦水産は、おじいちゃんが仕事できなくなったらおしまいなんだから

と、やんわりと未知をいさめた。すると龍己が

たかが高校生の自由研究だ…

気にするなという龍己の言葉に、カチンと来た未知。

高校生の自由研究とかバカにしないでよ!本気で一緒にやってよ!

と大激怒。家業のことを真剣に考えているのに分かってもらえない…、未知の怒りは収まらなかった。

それ以来、ぎくしゃくした雰囲気のまま、お盆の最終日を迎えてしまう永浦家。

●亀島の浜辺

8月16日、永浦家の盆船の奉納が行われた。盆船が野焼きされる間、住職の秀水が般若心経を読経。それを見るように耕治から言われた三生は、父親の仕事ぶりをこっそり見てから仙台に帰っていった。

●永浦家の居間

漁協の集まりが永浦家で行われた。そこで未知が必死で研究している種カキを、漁師たちができっこないと否定するのを聞いた百音が俄然、鼻息を荒くしていた。

可能性はゼロじゃないし、みーちゃんは本気でできるって信じて頑張ってます。そういうみーちゃん、わたしはスゴいと思います!

その言葉を聞いて、地場採苗を諦めていないと言う未知。そんな孫たちの言葉を冗談めかしながら、内心は喜ぶ龍己だった。

●永浦家・百音の部屋

その夜、百音が登米に戻るための荷造りをしていると、未知が気象予報士試験の本を見つけて、それを目指すの?と。

どうして気象予報士に? 不思議がる未知に対して、先のことが分かれば人助けができるかもしれないとつぶやく百音。

それを聞き逃さなかった未知が

わたしのせい?

…え?

2人の脳裏には、ある同じ記憶が蘇っていた…。

登米に帰る前に、百音は龍己に長いこと気になっていたことを尋ねていた。

どうして登米に木を植えていたの?

山で育った葉っぱが川を伝って海に流れ、カキの栄養になる、龍己の説明は明快だった。

もしね、もし…わたしが天気のごどを勉強したら、おじいちゃんの仕事や未知の研究の役に立ったりするかな? 誰かの役に立てるかな?

実家に帰ってから、ずっと胸の奥でもモヤモヤしていたものが、ようやく分かりかけてきた。
海も山も空も…全部つながってる!

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「おかえりモネ」第3週「故郷(ふるさと)の海へ」ネタバレ


百音の過去が明らかになる「おかえりモネ」第3週。特に2011年3月11日に起きた東日本大震災が大きく影響していることが判明。

史実的には、東日本大震災で気仙沼市内で亡くなった方は1,350人以上に及び、ドラマの中で登場する亀島の実在モデルとなっている大島でも大火災が発生し、島民たちが総出で延焼を食い止めたとのことです。

そんな惨劇を見てしまった百音が幼なじみたちと再会することで、新たな道筋を見つける第3週「故郷(ふるさと)の海へ」あらすじです。

登米 米麻町 新田家

山で豪雨に見舞われたことをきっかけに、気象予報士の資格に興味を持った百音は早速、気象予報士試験の本を購入。

でも学校の勉強も得意ではなかった百音は「海風」といった言葉一つとってもその意味を理解するのが容易ではなく、悪戦苦闘の日々。

そんな百音の部屋には、撮りためた木と空の写真がペタペタと貼ってあった。

そして季節は夏となり、サヤカが

お盆休みに一度、実家に帰らいん

このひと言が百音の背中を押して、4か月ぶりに実家の亀島の家に戻ることにした百音。亀島の港では耕治と未知が出迎えてくれて嬉しそうな表情をする百音だった。

気仙沼 亀島 永浦家

大量のお土産と組手什、それに気象予報士試験の本を携えて実家に帰った百音は、すぐに居間にある仏壇に手を合わせた。

ただいま おばあちゃん。

2014年8月、今年は亡くなった祖母・雅代の初盆だった。未知と玄関先で迎え火の準備をしていると、そこにやってきたのが百音の幼なじみたち。

りょーちんこと及川 亮、それに野村明日美と早坂悠人。お互いの近況や恋の話などで大いに盛り上がり、りょーちんに気がある未知も満面の笑み。

やがて雅代の初盆の供養が始まった。棚経を行うのは百音の幼なじみである後藤三生の父親、後藤秀水。

ちなみに後藤家は1000年続くお寺さんである。

読経の後、訪問客たちに精進料理がふるまわれ、酒をお酌しながら耕治がまたあの話をし始めた。

百音が生まれる頃、亀島と本土を結ぶ橋がなく、難産だった亜哉子を本土まで船で送ってくれた亮の父親・新次がいなかったら百音が生まれていなかった。

そしてようやく、半世紀にわたる悲願だった島と本土を結ぶ橋が出来る…、万感の思いが去来する耕治。

この話が出るたびに、百音はこう言って皆に頭を下げていた。

島のみなさんにはめちゃくちゃ感謝してます。

そして住職の息子・後藤三生もようやく永浦家にやってきた。これで百音の幼なじみが全員そろい、昔話に花が咲くのだが…。

三生は父親の後を継ぐため、仏教系の大学に入ったものの、坊さんになることに葛藤があり、仙台でバンド活動をしていたのだ。しかも頭は金髪で耳にはピアスまで。

当然、父親の秀水が見たら激怒すること間違いなし。そのことを予測してる三生は、百音にかくまってくれと懇願。

こうして百音の部屋に集まった幼なじみたちと未知。彼らは中学生時代、吹奏楽部に所属していたのだ。

及川 亮→トランペット

野村明日美→フルート

早坂悠人→ユーフォニアム

後藤三生→トロンボーン

そして百音がアルトサックス、後から参加した未知がクラリネットを担当。

当時を懐かしんでいると、耕治がやってきて三生が見つかってしまった。でも家業を継ぐことに躊躇している三生に理解を示す耕治。

その晩、幼なじみたちは全員、百音の家に泊まることに。百音と未知と明日美は居間に布団を敷いて寝ることになるのだが…。

高校二年の時、亮と付き合っていた明日美が、再会した亮に再び興味を示し始めて…

でも久々に会ったら、やっぱかっけ!

それを不安げに聞く未知。百音はそんなことは興味なしという感じで寝てしまい、

モネはなんで音楽やめちゃったの?

明日美の問いかけに寝息で答える百音。

幼い頃から耕治の影響で音楽に慣れ親しんだ百音。耕治曰く「天才!」とうなるほどの才能を発揮し、中学3年になると、音楽コースのある仙台の高校を受験。

2011年3月11日14時46分

仙台へ合格発表を見に行った帰り、百音は耕治とともにジャズクラブに居た。午後二時から始まったプロの演奏に心躍らせていた、その時…!

あの未曽有の被害を生んだ、東日本大震災が起こったのである。

あの時のことを思い出してしまい、眠れなくなった百音。一人起き出して、縁側で波の音を聞いていると、隣の部屋で寝ていた亮が起きてきて海に行かないかと。

朝日が登り始める頃、浜辺に幼なじみと未知、全員が集まっていた。

そんな時、亮が意外な言葉を口に出した。

海風、回ってきたなあ。雲多いけど、このぶんだと今日は一日降らないかな。

海風!

気象予報士試験の本で出てきた言葉、海風。でも、どんな現象なのか全く分からなかったことが、なぜ亮が知ってるのか?

漁師は風向きと天気、必須だから。

百音は亮の言葉を追うように、海と空、そして山と、見渡す限りの風景を目で追い続けていた。

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「おかえりモネ」第2週「いのちを守る仕事です」ネタバレ

北上川
●北上川 写真AC

登米市と言えば北上川を思い浮かべる方も多いことでしょう。

北上川は流路延長(水源から河口までの距離)249 km、日本で4番目の長さを誇る東北で最も大きな川。

岩手県岩手町の水源(弓弭の泉)から東北地方を北から南へと流れ、登米市で旧北上川と洪水防止のため作られた新北上川に分岐。

最終的に石巻市の追波湾と石巻湾にたどり着く壮大な河川ですが、この北上川がドラマの百音と重なって見えるのは筆者だけでしょうか。

登米市で水路が大きく分かれる北上川と、登米市で人生の岐路に立つヒロイン百音。

こんな舞台背景の下、「おかえりモネ」第2週のあらすじです。

米麻町森林組合

平成26年(2014)5月、その真面目さが功を奏し、米麻町森林組合の職員として正式採用が決まった百音。

同僚たちに祝福されていると、そこに突然、 父・耕治が娘を実家に連れ戻そうとやってきた。

百音は耕治とサヤカの家で話し合った。

どうして漁師継がながったの?

前から気になっていたことを耕治に尋ねる百音。すると耕治は珍しく真顔で自分の胸の内を語り出した。

そんな父親の葛藤を初めて知る百音だったが、耕治から昔、夢中になっていた音楽について問われると…。

お父さんだって音楽は好きだけど趣味でしょう? 仕事は銀行員でしょ?

はぐらかす百音だった。

林業の体験学習

日曜日、林間学校の子供たちを対象に、林業の体験学習が行われた。講師は組合の佐々木翔洋で、そのアシスタントが百音。

そしてその姿をずっと見ている耕治。百音が家を出ると言った時には、絶対に行かせたくないと思っていたが、目の前で生き生きと働く娘を見て、耕治の考えにも変化が生じていた。
百音は12人の小学生たちに、間伐した木も無駄にはならないと教えていた。例えば「組手什」。

組み立て家具のパーツのようなもので、アイデア次第で何にでも作ることができると。

子供たちと一緒に聞いていた耕治も興味津々で、端材で笛を作ってみた。しかし、その音がものすごく変な音色。

まあ、ときどきそれ吹いでな。お父さんのことを思い出してくれぃ!

照れ隠しのように笛を百音に手渡す耕治。そして亀島に帰るという父親に対して、百音は…。。

お父さんが「俺がこっちだ」って自分で決めたように、私もこっちだって自分で決めたい。そういうものを見つけたい。だから、ごめんなさい。

米麻町の山中

翌日の月曜日、林間学校の二日目は山歩きと植樹体験だった。参加者の一人、圭輔は落ち着きのない子で、百音たちがチェックしている要注意児童。

そんな圭輔が「切られちゃう木がかわいそう」と悲しむと、百音が切られた木もいろんなものになってみんなの役に立つんだよと教えて、和気あいあいの雰囲気であったが…。

山を下りる途中、だんだんと天気が怪しくなっていき、子供たちの中にぜんそく持ちの子がいて、帰途を急ぐ一行。

そんな時、注意を払っていたはずの圭輔がやらかしてしまったのである。実習で作った木とんぼを追って、集団から離れてしまったのだ。

それに気付いた百音が圭輔を連れ戻そうとした時、圭輔が足を滑らせて斜面から滑落。それと同時に雷鳴がとどろき、どしゃ降りの雨が降り出したのである。

圭輔が足をくじいたため、百音と圭輔は激しい雷雨の中、身動きができずにいた。この時、とっさに天気を予想して当てた朝岡を思い出した百音は携帯電話で朝岡に連絡。

この雷はいつまで続きますか?非難の方法があったら教えてください!

朝岡は東京のオフィスから、百音の携帯の位置情報を使って遭難地点を把握。そこから的確な指示を百音に与えた。

風の言葉を聞いて。

朝岡の言葉に従って耳を澄ます百音。やがて風向きが変わり雨足が弱まった瞬間、避難小屋に圭輔をいざなう百音。

小屋に到着すると、遭難を知った菅波から電話が入った。

十歳以下の子供は水に濡れると体温が下がりやすく、冷えた状態で深部体温が35度以下に下がると心停止するケースもある…。

菅波の言葉に無条件に反応し、圭輔の手当をする百音だった。

よねま診療所

やがて雨は上がり、百音と圭輔は無事に救出された。駆けつけた圭輔の父親から、あなたのおかげで息子が助かったと礼を言われる百音だったが…。

知り合いの気象予報士と知り合いの医者の、知識と判断に助けられただけです。

菅波の言葉にぐうの音も出ない百音だった。

サヤカの家・百音の部屋

その夜、東京の朝岡から電話がかかってきた。今日の出来事のねぎらいもあったが、この日の天気の様子を正確に把握し検証するためだった。

自然相手ですから絶対はない。でも少しでも確からしい情報が得られれば、人間は動けます。気象はおもしろい…。

百音は朝岡の職業である「気象予報士」に興味を抱き始めていた。

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平成26年(2014)前半の出来事

今から7年前の出来事を振り返ってみましょう。この年は特に2月~5月の前半に世間を賑わす出来事が多かったようです。

まずは2月に開催されたソチオリンピックで、男子フィギュアで日本人史上初めての金メダルに輝いた羽生結弦選手の活躍に世間が沸いたものです

ちなみに羽生結弦選手は宮城県仙台市泉区出身なので、同じ宮城県気仙沼市が舞台の「おかえりモネ」の家族はオリンピックに一喜一憂したはずで、百音の受験失敗の原因はここかも(?)

一方で、交響曲「HIROSHIMA」を巡るゴーストライター騒動が起こり、作曲家の佐村河内守氏と新垣隆氏が時の人に。

そして3月31日にフジテレビ「笑っていいとも」が32年の歴史に幕を下ろし、翌日4月1日からは消費税が8%に増税されて庶民はため息。

5月には2021年後期放送予定の「カムカムエヴリバディ」のヒロインに決定している川栄李奈さんが、AKB48在籍時に握手会のイベントで襲撃される事件が起こったのもこの年です。

こんな時代背景の中、平成26年(2014)春を想定して朝ドラ「おかえりモネ」がスタートです。
気仙沼漁港と気仙沼大橋
●気仙沼漁港と気仙沼大橋 写真AC

平成26年(2014)春

宮城県気仙沼市の離島・亀島で明るく元気に育った永浦家の長女・百音。しかし大学受験にことごとく失敗し、自分を見つめ直した結果、家族の元を離れて1人暮らしすることを決意。
内陸の登米市、そこの大地主で祖父・龍己の知り合いである新田サヤカの家に下宿し、森林組合の見習い職員として働き始めた。

そんな娘のことが心配な父親の耕治は、下宿先のサヤカの家に頻繁に電話をかけるが、当の百音は忙しくて電話に出ることができない状況で、募るばかりの耕治の心中。

一方、サヤカの山の樹齢300年のヒバの木の存在を知って、そのオーラに圧倒される百音だったが…。そのヒバを伐採するかもしれないというサヤカと森林組合の川久保の会話を耳にし、心がざわめく百音だった。

そんな時、テレビのニュース番組から流れてきたのは、妹の未知のインタビュー映像。水産高校での取り組みを語る未知を逞しく、そしてまぶしく感じる百音だった。

そして登米市に東京から人気気象キャスターの朝岡がやってきて町中が大騒ぎに。登米市出身の漫画家・石ノ森章太郎の大ファンで、その原画展が開かれると聞いてやって来たとのことだったが…。

浅岡たちの歓迎会で登米市の人たちが盛り上がる中、妹ながらしっかりと将来を見据えている未知や、診療所の若手医師・菅波の存在を前にして、自身の空虚さを感じる百音だった。
気象キャスターの朝岡を森林セラピーに案内する森林組合の課長の翔洋と百音。その最中、風向きや雨雲の様子から天気の変化を正確に言い当てる浅岡。

その言葉に驚く百音であったが、雨が本当に降り出してきて、午後に予定されている登米市伝統の能の定例会が中止になってしまうと落ち込む翔洋。

この雨は、あと2時間でやんだりしませんか?

百音が尋ねると、朝岡はレーダーや天気図の様子から鑑みて、午後4時には雨がやむと予測。それを聞いた翔洋たちは無事に能の定例会を開催することができた。

天気予報って、未来が分かんですね!

大きな瞳を輝かせる百音だった。

一方、登米能に参加したサヤカは、樹齢300年のヒバの木を伐採して、能舞台の修復に使うことを考えていた。

ダラダラど生ぎで腐っていぐより、スパーッと伐って、そのあど百年でも二百年でも、みんなに大事にしてもらうほうがいいね

その晩、百音の祖父・龍己がサヤカに電話してきた。もちろん、その要件は孫の百音の様子を聞きたかったから。

音楽が好きだった百音が、高校に入った頃からおとなしくなり、高校卒業と同時に島を離れたいと言い出した理由を知らない龍己ら家族たちが、皆、百音を心配しているのだ。

翌朝、登米を堪能して東京に帰る朝岡に付き合い、移流霧を見るため、旧北上川分流施設に向かった百音。

三方に伸びる不思議な川の交差点には雲海のような霧が広がり、まるで天上にいるかのように壮大で美しい景色がそこにあった。

そして、強い朝の光を浴びながら、百音は、かつて目にしたある風景を思い出していたのである。

帰り際、朝岡に名刺をもらったことで、百音の運命が大きく動き出すことになるのであった。

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「おかえりモネ」キャスト一覧

「おかえりモネ」の舞台は、登米・気仙沼、東京、そして気仙沼と変わっていきますので、その流れに沿ってキャスト紹介をしていきたいと思います。

尚、下の「基本キャスト」には、ヒロイン永浦百音の家族、百音の同級生とその家族が含まれています。

「おかえりモネ」基本キャスト

気仙沼 亀島 永浦家

永浦百音:清原果耶
1995年9月17日、台風の特異日生まれのヒロイン。通称“モネ”

2歳の百音:池村碧彩

幼稚園の百音:吉田帆乃華

小学2年の百音:池村咲良

小学高学年の百音:櫻井歌織

永浦耕治:内野聖陽
百音の父親で銀行員

永浦亜哉子:鈴木京香
百音の母親で元小学校教師

永浦未知:蒔田彩珠(子役:寺田藍月)
百音の妹。通称“みーちゃん”

永浦龍己:藤 竜也
百音の祖父で牡蠣養殖の達人

永浦雅代:竹下景子
百音の祖母(故人)※ナレーション(語り)担当

百音の同級生とその家族

及川 亮:永瀬 廉
百音の幼なじみでウマが合う仲。通称“りょーちん”

及川新次:浅野忠信
亮の父親で元カリスマ漁師

野村明日美:恒松祐里
百音の幼なじみ。通称“スーちゃん”

明日美の母:富樫 真

後藤三生:前田航基
1120年続く島の寺「星明寺」の跡取り息子

後藤秀水:千葉哲也
三生の父親で「星明寺」の住職

早坂悠人:髙田彪我
電車オタクの「撮り鉄」

悠人の母:相築あきこ

「おかえりモネ」気仙沼の人々

武川商店店主:戸石みつる(21話)

亀島の警官:野々下孝、渡邊悠生(19話)
新次が仮設住宅で酔って大騒ぎした時に駆けつけた警官

楽器店店員:鹿野 仁(17話)

雅代の初盆の客で亀島のベテラン漁師:多田木亮佑、鴻明(こうめい)

村上さん:絵永けい(15話)
震災時、避難所で百音が最初に声をかけたおばさん

ラジオの声:石川光太郎(15話)
震災の様子を伝えるラジオアナウンサー

大島小学校

海上自衛隊第12航空群

気仙沼スゥイングドルフィンズ

開成ブルーバーズ 

気仙沼高等学校

朝霞西高等学校

劇団東俳

「おかえりモネ」東京の人々

朝岡 覚:西島秀俊
テレビで有名な気象キャスター

神野マリアンナ莉子:今田美桜(いまだ みお)
報道番組で中継コーナーを担当する若手予報士

内田 衛:清水尋也(しみず ひろや)
気象予報士に一発で合格した秀才

野坂 碧:森田望智(もりた みさと)
気象予報会社の社員

安西和将:井上 順
気象予報会社の社長

高村沙都子:高岡早紀
報道番組の責任者(気象班デスク)

沢渡公平:玉置玲央(たまおき れお)
テレビ局社会部の記者(気象庁担当)

井上菜津:マイコ
百音が住む東京・築地のシェアハウス「汐見湯」の大家さん

鮫島祐希:菅原小春
車いすマラソンの選手

「おかえりモネ」登米の人々

新田サヤカ:夏木マリ
百音の祖父・龍己の知り合いで登米の資産家。伊達家家老の子孫

佐々木翔洋:浜野謙太
百音が働く米麻町森林組合の課長

川久保博史:でんでん
米麻町森林組合・職員(参事)

木村慎一:アベラヒデノブ
米麻町森林組合・職員

山崎有香:佐藤真弓
米麻町森林組合・職員

熊谷さん:山本 亨
森林組合・伐採作業員の山番頭

森林組合・伐採作業員:政 修二郎、大津尋葵

菊地里乃:佐藤みゆき
米麻町森林組合内のカフェ「椎の実」店長

菅波光太朗:坂口健太郎
米麻町森林組合内の「よねま診療所」呼吸器外科の医師。

中村信弘:平山祐介
サヤカが開設した「よねま診療所」の医師。菅波の研修医時代の指導医

田中知久:塚本晋也
ジャズ喫茶「Swifty」のマスターで愛称は「トムさん」

吉田みよ子:大島蓉子
米麻町の住民

井上千代子:高栁葉子
米麻町の住民

小野文子:関えつ子
米麻町の住民

伝説の匠:山田良行
登米市木工界のレジェンド

米麻町・町内会長:渡辺憲吉

登米市教育委員会職員:剣持直明 小林由梨

木工職人:佐藤眞富 橋本隆 小沼朝生 池田諭

木工職人の伊藤さん:原 金太郎

戸倉のおばちゃん:千葉登喜代(11話)

BRT(バス高速輸送システム)運転手:渡部ギュウ(11話)

ニュース番組のリポーター:遠山みのり(2話)

迫川小学校・谷口先生:山口森広
林間学校の引率の先生

迫川小学校・川村先生:菊池佳南
林間学校の引率の先生

福本圭輔:阿久津慶人
林間学校で森林組合に来た迫川小学校3年生

圭輔の父親:猪俣三四郎

圭輔の同級生:土田諒 神尾優典 磯谷萌々子

劇団どんちょうの会

劇団ドリーム☆キッズ

東北芸能企画

テアトルアカデミー

クロキプロ

リバティー

トライストーン・アクティングラボ

登米謡曲会

ディサイファ

劇団ひまわり

アクロスエンタテインメント

ジョリーアンリミテッド

仙台の人々

ジャズ演奏:海野あゆみ、森丘ヒロキ、阪本純志、古賀佳侑(14話)
2011年3月11日、仙台市内のジャズ喫茶「JAZZ B-TRANE」で演奏していたミュージシャン

「おかえりモネ」協力その他

撮影協力:宮城県 気仙沼市 登米市 栗原市 登米町森林組合 津山町森林組合 登米市立上沼小学校

気象考証:斉田季実治

医事考証:田上佑輔

林業考証:竹中雅治

カキ採苗指導:阿部年巳

宮城ことば指導:鹿野浩明、佐藤千晶

はっと汁指導:瀬古英三郎

仏事指導:千田雅寛

音楽指導:中山浩佑

サックス指導:海野あゆみ

演奏:メロディー・パンチ

気象資料提供:加藤史葉

資料提供:宮城県漁協石巻湾支所

資料提供:陸上自衛隊