「おかえりモネ」セリフ書き出し第9週45話|山の神様!いや海の神様でも空の神様でもいい。どうかあの子に!よい未来を。

朝ドラ「おかえりモネ」第9週「雨のち旅立ち」45話、東京の気象予報会社で働きたいと家族に話す百音。そして、どうして島を離れたかったかという理由を初めて告白。

私 あの日 島にいなくて。お母さんは本土にいたけど 小学校でずっと頑張ってたでしょ?おじいちゃんは船で 燃えてる海の向こうにいて 島に全然近づけなくて。みーちゃんは一人でおばあちゃんをちゃんと避難所に連れてってた。島に戻れて 中学校でスーちゃんたちに会って やっとみーちゃんに会えた時…。

みんな無事で本当にうれしかった。でも…。何かがもう違った。あの数日間で私とみんなは 見たもの経験したごども違ってしまって。そのごどがだんだん後ろめたさみたいになってこごにたまってきて苦しくなった。私は何してたのって。ごめんなさい。あの時 何もできなかったっていう思いが 島にいるとその思いがら抜け出せなくて。それで とにかく島を出たいって。

気象わね 未来が分かるんだよ。未来が予測できるってごどは誰かが危ない目に遭うのを止められるかもしれないってごどで。もしも…そんなの無理かもしれないけど でもこの仕事で誰かを守るごどができるんなら私は全力でやってみたい。大切なものをなくして 傷つく人はもう見たくない。

そして、樹齢300年のヒバの命を後世に託したサヤカが、

はあ…山の神様!いや海の神様でも空の神様でもいい。どうかあの子に!よい未来を。

と百音にエールを送り、感動の前半、登米・気仙沼編の締めくくりでした。

「おかえりモネ」セリフ書き出し第9週45話

●亀島 永浦家 居間

百音」う~ん このカキ最高! おじいちゃん!

3人:ああ!

百音:あ~あ…。

亜哉子:モネ!

耕治:おいおいおい。飲み過ぎだっつうの!おやじ 頭大丈夫が?

龍己:目が覚めたよ。ハハハハハ。

耕治:やっぱ 何かあったんじゃねえが?

亜哉子:おじいちゃん サヤカさんから何か聞いてる?

龍己:いや~時に何も。

未知:あれ 起きた?

百音:私 東京に行きます。天気に気象に関わる仕事がしたいんです。すごぐ行ってみたいと思う会社が東京にあって。それでサヤカさんが行くならちゃんと話してきなさいって。私がどうして島を離れたいと思ったのか。私 あの日 島にいなくて。

回想・耕治:すいません すいません ごめんなさい。

百音:みんながとても大変な思いをしている時 一緒にいられなかった。

亜哉子:それは私もそうよ?

百音:お母さんは本土にいたけど 小学校でずっと頑張ってたでしょ?おじいちゃんは船で 燃えてる海の向こうにいて 島に全然近づけなくて。みーちゃんは一人でおばあちゃんをちゃんと避難所に連れてってた。島に戻れて 中学校でスーちゃんたちに会って やっとみーちゃんに会えた時…。

回想・明日美:モネ…。

百音:みんな無事で本当にうれしかった。でも…。何かがもう違った。あの数日間で私とみんなは 見たもの経験したごども違ってしまって。そのごどがだんだん後ろめたさみたいになってこごにたまってきて苦しくなった。私は何してたのって。ごめんなさい。あの時 何もできなかったっていう思いが 島にいるとその思いがら抜け出せなくて。それで とにかく島を出たいって。でも今は自分にもできるごどがあるかもしれないって。気象わね 未来が分かるんだよ。未来が予測できるってごどは誰かが危ない目に遭うのを止められるかもしれないってごどで。もしも…そんなの無理かもしれないけど でもこの仕事で誰かを守るごどができるんなら私は全力でやってみたい。大切なものをなくして 傷つく人はもう見たくない。

亜哉子:分かりました。

●亀島 永浦家 百音の部屋

耕治:これは…持っていがねえが。

百音:こっち持ってくよ。

耕治:ん? ああ。

百音:何か吹きたくなったら これ吹く。

耕治;分がるよ。モネの気持ぢはお父さんが一番分がる。 まあ 娘の気持ぢを一番分がってるっていう父親ほど 愚がなものはないげどな。

百音:そうだね。

●亀島 永浦家 作業小屋

未知:何してんの?

龍己:ちょっとね。よし。うん。

「拝啓 新田サヤカさま。孫娘がたいへんお世話になりました。敬具」

●亀島 永浦家 居間

耕治:あれ?みーちゃんは?

亜哉子:おじいちゃんとカキ小屋。

耕治:ああ そっか。モネは…ああ さっき もう出たっけ。

亜哉子:うん。

耕治:あの子はもう 島には帰ってこないがもしれないな。

亜哉子:そうね、

耕治:それはそれでいいな。

亜哉子:うん。

耕治:行ってきます。

亜哉子:行ってらっしゃい。

●森林組合内テラス

百音:本当にお世話になりました。でも先生とは 会おうと思えば また東京でばったり。
菅波:人口1300万人ですよ。会いたい人にそう簡単にばったり会えるような なまぬるい世界ではありません。

百音:そうですか。

菅波:じゃあ 頑張ってください。

百音:はい では。

川久保:うわ~!最後までそれだげがよ!

百音:えっ!

川久保:それ~!

百音:わ~すごい!

里乃:元気でね。

百音:ありがとうございます。本当におせわになりました。

みよ子:米 送っがら。

千代子:ちゃんと食べんだよ。

木村:頑張って。

山崎:頑張ってね。

百音:皆さん 本当にありがとうございました!

●登米 米麻町 樹齢300年のヒバの木の前

百音:サヤカさん。

サヤカ:ん? ああ。行ぐの?

百音:はい。

サヤカ:送らないよ?

百音:大丈夫です。

サヤカ:ほら 見で。空が広ぐなったよ。お日様の光が地面に届ぐ。おがげで ヒバもよぐ乾ぐし まだこごにいい木が育づ。

百音:行ってきます。

サヤカ:はいよ 行っといで!

百音:サヤカさん。10分後に あそこの空 見てください。

サヤカ:ん?何で。

百音:いいから見てください。

サヤカ:うん。

百音:じゃあ 行ってきます。

サヤカ:ああ…。フフフフフ。はあ…山の神様!いや海の神様でも空の神様でもいい。どうかあの子に!よい未来を。

(つづく)

●このセリフ書き出しは、聴覚に障がいのある方や日本語を勉強されている方々等の要望に基づいて行っております。
●字幕を追って書いておりますが100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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