「おかえりモネ」セリフ書き出し第6週26話|資格試験というものは合格しなければ意味がありません。

朝ドラ「おかえりモネ」第6週「大人たちの青春」26話、森林組合の山番頭・クマさんから「昨日今日ちょろっと勉強したぐらいで首突っ込んでくんのはやめろ」と言われた百音は、本気で資格について考え…。

菅波に相談したところ、百音の本心は気象の知識を深めることよりも、気象予報士試験に合格することだと分かり、菅波が合格へのスケジュールを考え出した。以下がそのスケジュールプラン。

気象予報士試験

年2回 8月と1月

2015年1月 1回目受験

2015年8月 2回目受験
       学科を突破

2016年1月 実技も突破
       気象予報士、合格

今から5,6年前のことであり、その当時。自分は何をやっていたかな?と振り返りながら朝ドラを見るのも一興かと思い、今週もよろしくお願いいたします。

「おかえりモネ」セリフ書き出し第6週26話

●森林組合内カフェテラス

菅波:お願いします。

百音:クマさんの? じゃあ 渡しときます。

菅波:はい。あと 湿布が足りないようだったら…。

(シャッター音)

百音:また! もう田中さん やめてくださいって。えっ いや…。

田中:はい そのまま そのまま…。

菅波:今どき 断りもなく 他人の写真撮るなんて 犯罪ですよ。

田中別に悪用しませんから。思い出。青春の記録! 若さはいっときだよ 若先生!

(シャッター音)

あら? この方 前にどこかで見たような…。

菅波:もう本当 大丈夫です 大丈夫です。

●森林組合内カフェ「椎の実」

田中:あと ここ ピントっていうのがありますよね…。

里乃:ああ 田中さんね プロのカメラマンって言ってっけど どうなんだろうね。

(せきこみ)

みよ子:あら? どこか悪いんですか?

田中:いや ぜんそく持ちなのよ 俺。体弱くってさぁ。ハハハハ。

みよ子:食べらい。

●米麻町森林組合・事務所

熊谷:ああ 診療所にあったが。

百音:あっ 大丈夫ですか?

熊谷:打撲ってほどでもねえ。翔洋さんが大げさなんだよ。

翔洋:小さなけがが 大きなけがにつながるんです!

熊谷:で?

百音:あっ…学童机の納期が3月末なので ナラの伐採計画表を作ってみたんですけど…。

熊谷:ちょっと 余裕持だせすぎでねえが?

百音:でも天候によっては 山に入れない日もありますし…。来週以降 天気が荒れるって予報…。

翔洋:あっ 永浦さんね 最近 天気の勉強してんです。結構 当だりますよ。

熊谷:へえ…。

百音:いえ まだまだ…。

<<(雷鳴)

百音:ああ…。

山崎:」どしたの?

百音:雷の音が聞こえたんです。やっぱり…。

(呼び出し音)

百音:もしもし クマさん 田中町の方で雷雲が発生してます。

熊谷:ああ こっちからも見えでるよ。

百音:今のうちに 山を下りた方が…。

熊谷:その辺は こっちで判断すっから。

木村:ああ…いや~ 降られだわ。川越町 どしゃ降り。あれ まだ山名川が ちょっと あふれっかもな。

百音:もしもし 川越町では もうかなり降ってるそうです。川も…。

熊谷:はいはいはい 分がったがら。

百音:川も増水して…。ああ もう…。

(雨音)

翔洋:あらら こっちも降ってきた。

木村:ちょ…ちょ…工場見てぎます。

翔洋:よろしぐね。

木村:はい…はいはい。

百音:よかった…無事で。

お疲れさまです。

お疲れさまです。

ありがとう。

ありがとね。

百音:どうして中止してくれなかったんですか?田中町では雷がすごいごどになってたんです。仕事より安全を優先させてください!

熊谷:田中町のごどは知らねえよ。でも こごの。この山の天気を一番分がってんのは誰だ? 昨日今日 ちょろっと勉強したぐらいで首突っ込んでくんのはやめろ。バガに見えっと。トイレ。

翔洋:林業ってね 労働災害がとっても多い業種なんです。仕事中にけがしたり 死亡事故が発生する確率がほがの業種よりも格段に高い。だがら クマさんはいづ何時でも作業員の命のごどを考えでいます。

百音:すみませんでした。

別に謝っこどねえよ。分がってっから。

百音:出過ぎたまねをしてしまって…。

出だ。クマさんの あめっこ戦法。ハハハハ。

もらっとぎな。それ 頑張れよ~っと意味だがら。

熊谷:ん!

ハハハハ。

百音:ありがとうございます。

まあ 俺も持ってっけどね。

へえ~気象予報士ねえ!

百音:ああ いや…勉強してるんだけで…。

大したもんだよ。まあ 資格は何だって持ってだ方がいいわな。

俺なんか 自慢でねえげっと フォークリフトは18で取ったがらな。

フォークリフトなんか 普通免許より簡単だいっちゃ。ハハハ。

待で待で。それだったら こっちの方が。伐木作業者資格!

一同:それ 全員持ってる!

畜生!

こっちは車両系建設機械運転資格!

走行集材機械運転!

熊谷:高所作業車技能講習 修了者!

一同:お~!

んで こいづでどうだ! 林業架線作業主任者資格!

うわ~! それ出されだら かなわねえよ!

熊谷:まあ 山で仕事すんなら こんぐらい持ってんのは普通だ。

まだあるぞ。

これもある。

百音:え~! こんなに!

うわ 期限切れてる…。

帰っか。

んだな。

百音:お疲れさまでした。また明日 よろしくお願いします。

(物音)

おい ちょっと!

百音:えっ 田中さん!

熊谷:何か喉に詰まらせだんでねえが?

百音:ぜんそくの発作かも!

熊谷:おい 先生呼べ!早ぐ!

百音:田中さん! どうしよう…。田中さん 大丈夫ですか?

菅波:田中さん どうしました? 大丈夫ですか? 吉川さん 吸引器お願いします。

吉川:はい。

菅波:田中さん ちょっと あおむけになりましょうか。田中さん ちょっと当てますね。すみません 当てますね。田中さん 大丈夫ですよ。今ね ちょっと吸引しますね。田中さん ちょっと苦しいですけど 今 吸引器入れますね 鼻から入れます。ちょっと顎上げましょうか。ちょっと苦しいです 入れますね。大丈夫ですよ。

●森林組合内カフェ「椎の実」

百音:田中さん 無事でよかったです。

菅波:ええ。

百音:先生って 医師免許持ってらっしゃいますよね?

菅波:当たり前です。

百音:医師免許も資格ですよね。

菅波:国家資格です。ちなみに 気象予報士もそうですね。

百音:資格って…何でしょうね…。

菅波:資格を必要とする仕事の多くは 他人の財産や生命に直接関わります。何かミスをすれば目の前の人の命をうばってしまうかもしれない。それぐらい重い仕事をする資格が自分にはあるのか それを問うものだと僕は思います。

百音:先生。私 やっぱり 受けてみたいです。気象予報士試験。雲はなぜ出来るんだろう 風はなぜ吹くんだろう。そういう純粋な興味を解き明かしていくのはとても楽しいです。先生に一つ一つ教えてもらうごども。でもやっぱり 私も先生やこごの山の人たちのように 人の財産や命ときちんと向き合えるものを身につけたいです。誰かが悲しい思いをしないように守ってあげてる。そういう力を私も身につけたいです。

菅波:永浦さんは 目標が曖昧なのがよくありません。

百音:えっ?

菅波:永浦さんが到達したい目標は何ですか?気象の知識を深めることですか? それとも 気象予報士試験に合格することですか?

百音:気象予報士試験に合格するごどです。

菅波:フフフ…。そうとなれば話は変わる。いいですか? 知識を得るのと試験に合格するのとでは アプローチのしかたが全く違います。試験でまず 一番大事なことは?  そう スケジュールです。直近の試験はいつですか?

百音:え…えっと…年2回やってて 次は来年の1月です。

菅波:1月の合格は諦めましょう。

百音:はい?

菅波:貸してください。なるほど。試験は8月と1月。学科は一度受かれば 1年間免除になりますね。ここを狙いましょう。来年8月の試験で学科を突破しましょう。そのあと 半年みっちり実技に打ち込めば うまくいけば2016年の1月 今から1年3か月後の試験で合格します。

百音:合格…。

菅波:最初に言いましたよね。資格試験というものは 合格しなければ意味がありません。やるんですか やらないんですか。

百音:やります!

菅波:分かりました。

(つづく)

●このセリフ書き出しは、聴覚に障がいのある方や日本語を勉強されている方々等の要望に基づいて行っております。
●字幕を追って書いておりますが100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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