【おちょやん】セリフ書き出し第13週61話|一平「千代…俺と一緒になれへんか?」

朝ドラ【おちょやん】第13週61話、13年間、生き別れていた弟ヨシヲと再び別れることになった千代。

涙を流す千代を抱き寄せた一平は「千代…俺と一緒になれへんか?」。

この意味が分からず混乱する千代。

一方、一平は突然、岡安を出て一人暮らしをすることに。その理由を千代が尋ねると…。

一平:俺が岡安出たんは 気ぃ散って 台本書くのに集中でけへんからや。

千代:何で?

一平:何でて…お前おるから。

千代:うちのせい言うの!? そ…そら すまんことだしたな。ほんなら 邪魔したら悪おますし帰らしてもらいます。

一平:ちょっと待ち…。

若者にありがちな気持ちの行き違いが心地よく、今週もよろしくお願いいたします。

【おちょやん】第13週61話セリフ書き出し

●岡安・玄関先

千代:元気でおって…。どうか元気でな…。引き止められへんかった。うち また一人になってしもた…。

一平:一人やあれへん。

(泣き声)

一平:俺がおる。

(泣き声)

千代:堪忍。みっとこないとこ見してしもた。もう大丈夫や。

一平:大丈夫やあれへん。

千代:大丈夫や。

一平:俺が大丈夫やあれへん。お前は俺と一緒や。千代…俺と一緒になれへんか?

(OP)

千代:一緒になるて あんた何言うてんの。

ハナ:何や 声がすると思たら あんたらかいな。

千代:お家さん どないかしはったんだすか?

ハナ:そら あてのセリフだす。こないな時間に何してますのや?

千代:お家さん 冷えますさかい。

●岡安・千代の住込部屋

千代:はあ…。

(回想)

千代:お母ちゃんから貰たお守りや。これ持っていき。姉やん うんと気張って 飛び切りの喜劇 あんたに見せたるさかいな。

ヨシヲ:楽しみやな。

(回想閉じ)

(すすり泣き)

千代:明日もきっと晴れやな。

●えびす座・客席

千代:今回の騒ぎは全部 うちの弟がやらかしたことだす。これからやいう時に 皆さんの足 引っ張るようなことになってしもて ほんまに申し訳あれしまへなんだ。堪忍だす。

ルリ子:あなたが謝って許されることじゃない。

天晴:そない きつい言い方せんかて…。

ルリ子:だって…あなたは何も悪くないじゃない。

徳利:せやで。千代が謝ることなんかあれへん。

香里:あほやなあ。最初から うちらに言うてくれたらよかったんや。

小山田:今度 弟が来たらな このわしがきつ~い やいと据えたるさかい安心せえ。

漆原:俺が一人前の男に鍛えたるわ。

百久利:にいさんが言うと説得力あるなあ。

漆原:そないな意味違いますて。

(笑い声)

千代:おおきに…ほんまに おおきに。

熊田:さあさあ 今日も幕が開きまっせ。

●えびす座・舞台

一平:お前の気持ち よう分かった。よう分かった! 

回想・一平:千代…俺と一緒になれへんか?

<何やったんや あれは…>

一平:わてら ずっと一緒や。

回想・一平:俺と一緒になれへんか? 千代…千代 千代 千代 千代…。

<何やったんや あれは…>

回想・一平:千代 千代 千代 千代 千代 千代 千代… 俺と一緒になれへんか?

一平:お前をもう離さへんで!

そら 意識すんないう方が無理やわ。

天晴:千さん…。

徳利:もうすぐ終わります。

それでも どうにかこうにか公演は千秋楽を迎えて…。

昭和4年3月

●岡安・帳場

宗助:えらい急なことやなあ。

一平:いつまでも甘えてたらあかんので。

ハナ:あんたも ぼちぼち独り立ちせなあかん。

一平:天王寺に手ごろな家が見つかって。明日にも引っ越します。ほんまに長い間お世話になりました。

徳利:さあ 楽しい引っ越しやがな。ハハハハハ。

百久利:いらんやろ こんなに。

一平君は突然 岡安を出ていくことを決めました。

百久利:重たい。

徳利:うまいこと曲がらんかい お前。

●岡安・調理場

富士子:ああ…あっちゅう間に出ていってしもたな。

節子:せやけど急すぎやわ。何かあったんやろか?

富士子:何かて何?

節子:知らんけど。

富士子:知らんやん。

玉:千代ちゃん 何か知らんの?

千代:さあ…。

かめ:誰か ええ人 できたんと違うか? その人と所帯持つために ここ出たんやで。

千代:そうなんだすか!?

かめ:いや 知らんけど。

節子:あんた どないしたん。

千代:あ~ハハハハハハ…。

節子:何や その笑い方 気持ち悪いわあ。

ハナ:誰か ボンとこ行って食事の世話したげて。引っ越したばっかりで そこまで手ぇ回れしまへんやろ。

富士子:あ~せやけど これから…。

木内:すんまへんな 鶴亀座予約した木内やけど。

富士子:おいでやす。

ハナ:おいでやす。

富士子:かめさん お酒頼みます。

かめ:へえへえ。

ハナ:千代 あんた行き。

千代:うち?

●天王寺・一平の家

千代:こんにちは。

2人:こんにちは。

千代:ごめんやす。こんにちは。

一平:どないしてん。

千代:お家さんが あんたの食事の世話したげぇて。

<<香里:一平さん お茶冷めんで。

一平:ああ。

一平:まんじゅう 食べるか。

千代:いりません。

香里:堪忍やで。千代。けど 一平さんの食事の世話やったら うちがやるさかい心配せんかてええで。

千代:そら助かります~。うちも暇やあれへんし すぐ おいとましますさかい。ごっつぉさん。

一平:ちょっと待ちて。せっかく来たんやから もうちょっとおったらええやん。

千代:かめさんの言う通りやったわ。

一平:何が?

千代:あんたは誰かええ人がでけて その人よ所帯持つつもりで岡安出たんやろ。は~ん こないなことやったん。

一平:何の話や。あいつは俺が呼んだんとちゃうで。勝手に押しかけてきて手伝う言うし そらどうもて言うやろ。

千代:いつから 一平さ~んって呼ばれてたん?

一平:さっきや。今し方や。大体な 俺が岡安出たんは 気ぃ散って 台本書くのに集中でけへんからや。

千代:何で?

一平:何でて…お前おるから。

千代:うちのせい言うの!? そ…そら すまんことだしたな。ほんなら 邪魔したら悪おますし帰らしてもらいます。

一平:ちょっと待ち…。

芸子たち:一平ちゃ~ん!

雛乃:こんにちは。

夕鷺:一平ちゃん 来たで。

雛乃:引っ越し おめでとうさんだす。

千代:えらい人気者やこと。

徳利:一平ちゃ~ん!持ってきたで~。 何や ぎょうさんいてるやないの。

漆原:ボン おめでとうさん。

(笑い声)

徳利:お~い ビールどなしてんな。

天晴:どうも。

徳利:ごちそうやで~。ハハハハハハ。

香里:あんなあ うちは料理屋の中居とちゃうで。何であんたらの宴会の世話せな あかんねんな。

雛乃:そない怒らがったら シワ増えまっせ 女優さん。

夕鷺:ほんま ほんま。

徳利:香里ちゃん こないなってた。ハハハハハハ。

千代:半助鍋にしましたさかい 食べとくなはれ。

芸子:あらららら。

(拍手と歓声)

千代:はい。天晴さん 今 熱いの つけてますよって。

天晴:ええがな ええがな~。

芸子:すいません。

一平:うまい!

徳利:うまい?

千代:一平 これ かめさんのぬか漬け。

一平:ああ おれや。

千代:あんたの好きな古漬け より分けて持ってきたさかい。

一平:うまい!

芸子:ええなあ 何か。

徳利:頂戴 頂戴。

天晴:うまい!

香里:やってられへんわ。帰る。

天晴:香里。

徳利:何や あれ。まあええか。食べよ。

天晴:そやな。

千代:何や忘れ物?

香里:お客さん。

天晴:熊田はん 来てくれはったんですか。

一平:すんません こない むさ苦しいとこ来てもろて。

熊田:いや それ言うねやったら 私やのうて…。

鶴蔵:ちょっとお邪魔してもええか?

鶴蔵:これは引っ越しの祝儀や。

熊田:ただ引っ越祝に顔出したんやないで。今日は折り入って話があってな。

鶴蔵:機は熟した。一平 おやじさんの名を継げ。2代目天海天海の襲名や。

天晴:天海は~ん やりましたで~!

徳利:一平 おめでとうさん!

漆原:よかったなあ やっとその時来たんやな。

天晴:大山社長おおきに。ありがとうございます!

鶴蔵:あんたらがな 気張ってきたたまもんや。

香里:何や よう分かれへんけど よかったなあ 座長。

雛乃:こら えらいとこに立ち会うてしもたな。

夕鷺:おめでたいこと。

芸子:なあ。

雛乃:ほな もっかいみんなで飲み直ししまひょ。

徳利:そやな。そうしよう。

皆:飲もう飲もう飲もう。

一平:すんません! おやじの名ぁ継ぐつもりはありません。襲名はお断りいたします。

徳利:ええ~!

熊田:はあ!?

(つづく)

●このセリフ書き出しは、聴覚に障がいのある方や日本語を勉強されている方々等の要望に基づいて行っております。
●字幕を追って書いておりますが100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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