【エール】ネタバレ(セリフ)18週87話|ビルマ戦線で再会を果たす藤堂先生と裕一

  • 2020年10月13日
  • 2020年10月20日
  • エール

朝ドラ【エール】18週87話、ビルマ戦線で藤堂大尉率いる部隊の役割は補給路の警備と物資の中継で前線のやや後方で展開中。

現地の記者・大倉からそのことを聞いた裕一は意を決して前線の藤堂先生の下へ。以下、藤堂先生が用意した楽器担当の兵隊さんです。

神田憲明(山崎潤さん)
上等兵でドラム担当(87話、88話)


東 次郎(近藤フクさん)
一等兵でトランペット担当(87話、88話)

岸本和俊(萩原利久さん)
一等兵でギター担当

【エール】18週87話のセリフ書き出し

●ラングーン・後方支援基地

大倉記者:先生!

裕一:あっ。

大倉記者:藤堂大尉の所在が分かりました。前線のやや後方 補給路の警備と物資の中継に当たっている部隊の隊長をされています。

(OP)

裕一の日記「藤堂先生の居場所が判明してから10日が過ぎた。会いたい気持ちが日に日に募ってくる。「ビルマ派遣軍の歌」を藤堂先生にささげたい。慰問を申し出たい。それなのに そのことを考える度に音や華の顔が浮かんでくる」。

(足音)

中井:どうしました?

裕一:いや…眠れなくて。

中井:最後の一杯です。明日 出発します。

裕一:命令ですか?

中井:いえ…申し出ました。私の役目はこれからの日本のために戦争の実情を伝えることですから。

裕一:そ…そうですか。

中井:どうされましたか?

裕一:この地に私の恩師がいるんです。私を音楽に導いてくれた大切な人で…。会いに行きたいんですけど…体が動かなくて。

中井:古山さん。古山さんの慰問の目的は何ですか?

裕一:音楽で命を懸けて戦う人々の力になることです。

中井:ほかにはありませんか?

裕一:ほか…?

中井:古山さんの音楽は 国民を戦いに駆り立てる音楽だ。そのことに良心の呵責を覚えていませんか? 自分の作った音楽がトゲになっていませんか? もし…トゲを抜きたくて 自分の行いが正しいと確かめたくて戦場に行くのなら おやめなさい。戦場に意味を求めても何もありません。

裕一:いや…な…中井さんだって先ほど行く意味を話されたではありませんか。

中井:私は後世の人に事実を伝えたいだけです。

裕一:私だって…ただ皆さんに音楽で勇気を持ってもらいたいだけですよ!

中井:落ち着いて。命令ならばしかたがない。運命だと思って行けばいい。それまでお待ちなさい。

裕一:いや…いや もう…もう…さんざん待ちました! おか…おかげさまで腹が決まりました。せっかく来たんだ…恩師だっている。明日 参謀に直訴します。これが…これこそが運命です!失礼します。

中井:古山さん!

裕一:はい。

中井:戦場に意味はありません。

裕一:それは先ほど聞きましたよ。

中井:戦場にあるのは生きるか死ぬか それだけです。

慰問の申し出は認められ すぐに出発することになりました。裕一は目につく楽器をかき集め 三か月滞在したラングーンを後にしました。

●ビルマ戦線・後方連絡部隊

藤堂:いつまでたってもこの暑さには慣れんな。

神田:全く…日本とは段違いであります。

藤堂:神田は確か…故郷は千葉だったか。

二木軍曹:隊長殿!

藤堂:どうした?

二木軍曹:明日 慰問が来るとの通信がありました。

藤堂:ほう…。誰が来るんだ?

二木軍曹:「露営の歌」を作曲された古山先生であります。

藤堂:古山…古山が!?

●福島・古山家・居間

浩二:音さん 華ちゃん出来たよ。

華:うわ~きれい!

音:すごい 浩二さん!

浩二:独りが長えからね。何 何…気にしてねえがら。手 洗ってき。

華:う~ん おいしい…!

音:う~ん 甘い物は偉大だわ!

浩二:うん…いい出来。

●福島・古山家・まさの部屋

(鈴の音)

まさ:ねえ 華 もう寝た?

浩二:うん…ぐっすりだ。子どもってかわいいな。

まさ:孫はもっとかわいい。

浩二:えっ? 俺と兄さんより?

まさ:フフッ…かわいい。

浩二:フフフ…。俺 早く結婚して子どもつくるべきだった。

まさ:んだね。見たかったかな 浩二の子ども。2人には後継ぎのことでつらい思いさせたわね。私 あん時…何守ろうとしてたんだろう。

浩二:家族じゃねえの?

まさ:そう…そうだけど…。もっと大事なものがあるんじゃないかって今は思うの。だから 浩二…。

浩二:うん?

まさ:これからは…自分が生ぎだいように生ぎなさい。

浩二:フフッ…。おれが一番大事なのは家族だ。父さんから託された この家守る。それが俺の生ぎがいだ。

まさ:じゃあ…早く結婚しないと。お父さん きっと あの世で…。

●あの世

三郎:おめえは固えとこがあっから女にモテねえんだ。女は立てろ!頼むぞ! よし!

安隆:王手!

三郎:あっ! ちっと待ってくれ これ… ちっと待った! か~っ!

●福島・古山家・まさの部屋

まさ:フフッ…。

浩二:何?

まさ:私はあなたたちの母親で幸せ。ありがとう。

浩二:僕こそ…僕らこそありがとう。

●ビルマ戦線・後方連絡部隊

二木軍曹:お連れしました!

裕一:ありがとうございます。先生…。

藤堂:古山…。

裕一:藤堂先生!

藤堂:よく来てくれた。

裕一:コンサートをしたくて 手当たり次第に楽器を集めてきました。あの…え…演奏できる人は?

藤堂:そんなことだろうと思って もう集めてある。

裕一:先生…。

藤堂:よく来たな。

神田:陸軍上等兵 神田神田憲明。特異な楽器は打楽器全般であります。召集前はダンスホールで演奏しておりました。

東:一等兵 東 次郎! 宮大工でトランペットが趣味でありました!

岸本:同じく一等兵 岸本和俊! 自分は民謡歌手の父を持ち 召集前は楽団でギターを弾いておりました。

裕一:ドラム トランペット ギター いい編成です。えっと歌…。先生 歌 いかがでしょう?

藤堂:お…俺?

裕一:はい。

藤堂:歌?

裕一:はい!

藤堂:ああ…まあ みんなの元気のためだ。やるよ。慰問会は明日だ。俺は用事があるから内容は任せる。

裕一:早速 練習してもいいですか? あの…しっかりしたものを皆さんにお届けしたくて。
藤堂:後で合流です。

裕一:はい。

裕一:よし…。

神田:さて…。

裕一:はい。

神田:どうしましょう? 1曲目はやはり「露営の歌」から始めますか?

裕一:「露営」…。

東:「暁に祈る」も捨て難い。

岸本:自分は「決戦の大空へ」を推します。

2人:おお…。

神田:先生 どうしましょう?

裕一:あっ…あの…これ あの 1曲目にいかがでしょうか? あの…ラングーン滞在時に書いてみたんですけど。

岸本:「ビルマ派遣軍の歌」。

神田:お~我々のために!? 士気が上がります!

裕一:本当ですか?

3人:はい!

裕一:じゃあ 1曲目 これで大丈夫ですか?

3人:もちろんです!

東:ありがとうございます!

裕一:よろしくお願いします!

3人:よろしくお願いします!

(練習する音)

裕一:出来ました。

岸本:ありがとうございます。

裕一:出来ました。

東:ありがとうございます。

裕一:編曲です、よろしくお願いします。隊長殿!

藤堂:「隊長殿」はよしてくれ。

裕一:いえ 皆さんの前ではそう呼ばせて頂きます。

藤堂:分かったよ。

裕一:はい。

藤堂:よし…やってみるか。

裕一:はい!

藤堂:♪「イワラジ河の水ゆるく」「御国の楯とすすみゆく」

回想・岸本:今日は自分たちにとって夢のような日であります! 先生の曲に勇気をもらい 出征した者も数多くいます。

回想・東:自分もそうでありました。「暁に祈る」を見て感激しました! みんな劇場を出た者はあの曲を歌ってました。

藤堂:♪「ビルマの民衆に」「兵の笑顔の莞爾たり」「御稜威洽しビルマ派遣軍」

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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